2014年10月7日火曜日

290 ツツドリ 筒鳥

187 Cuculus optatus Gould, 1845
Oriental Cuckoo

14 CUCULIFORMES カッコウ目
14-01 CUCULIDAE カッコウ科
○2014.10.07 牛久近辺

  • このところ、よく見ます。

○2014.09.29 近所で

  • 夏鳥として、5月頃渡来。山地でセンダイムシクイなどに托卵。
  • 秋のこの時期は、ソメイヨシノの木で捜すのだそうです。桜毛虫といわれるモンクロシャチホコの幼虫などを獲っているようです。
  • 翼上面の羽先に汚白色の斑があるので、まだ若鳥のようです。

○2014.09.17 庭で


  • さっぱりわからず、ヤママユさんにお伺いをたてたところ、知り合いにも確認していただいて、ツツドリの赤色型の上尾筒あたりではということでした。
  • その翌日、下の写真の羽を見つけました。初列風切のようです。
  • 龍ヶ崎あたりにも、ツツドリの赤色型がでているようですので、間違いないようです。
  • スッキリしました。ヤママユさんありがとうございます。


The English name is Oriental Cuckoo.


2014年10月2日木曜日

174 バン 鷭

Gallinula chloropus (Linnaeus, 1758)


12-02ツル目クイナ科 バン属
○2014.10.02 乙戸沼(ひな)

  • 雛(ひな)の頭部には、赤と青の裸出部がある。

  • 親鳥が、バッタ(コバネイナゴかな)を咥えてくると、まだ、小さな羽を震わせて、餌をねだります。


○2014.02.21 牛久沼(冬羽)
 
○2013.06.30 印旛沼(幼鳥か)

○2012.01.28 乙戸沼(夏羽)
  • ここのバンは、人を恐れません。

○2010.08.15 近所で(ひな) 
  • 少し大きくなっています。


  • ひな:卵からかえってから体羽が生えそろうまでの時期。小鳥の場合は、巣立ちまで
  • 幼鳥:第1回換羽まで(通常は秋まで)
  • 若鳥:第1回換羽後、成鳥羽になるまで

Common Moorhen

外-52 バリケン

Cairina moschata var. domestica
Domesticated Muscovy Duck

カモ目 Anseriformes 
カモ科 Anatidae 
属 : Cairina 
○2014.10.02 乙戸沼(若鳥と)

○2005.06.19 乙戸沼(雛と)
  • オランダ語bergeendに由来
  • 南米産のノバリケンを家禽化したものをバリケンといい、「フランス鴨」、「タイワンアヒル」、「麝香アヒル」とも呼ばれているとのこと


2014年9月26日金曜日

エゾビタキ 蝦夷鶲

552 Muscicapa griseisticta (Swinhoe, 1861)

24 PASSERIFORMES スズメ目
24-30 MUSCICAPIDAE ヒタキ科
MUSCICAPA サメビタキ属
○2014.09.26 陸平(美浦村)


  • お腹にくっきりした縦斑があること、大雨覆の先がはっきり白く見えることからエゾビタキとしました。
  • Flycatcherの名に恥じず、虫を追い掛けて飛んでは戻りしていました。



【英名】 Grey-streaked Flycatcher

2014年9月21日日曜日

148 コサギ 小鷺

Egretta garzetta (Linnaeus, 1766)
Little egret

PELECANIFORMES ペリカン目
ARDEIDAE サギ科
EGRETTA コサギ属
○2014.09.21 牛久沼
  •  足先は黄色です。

  • ダイサギ(Great Egret)と並ぶと小さいです。

○2013.12.28 茨城南部


○2006.12.10 近所


egret 【íːgrit】 =シラサギの類
heron 【hérən】 =[名]《鳥》サギ(シギ・ゴイサギなどを含む).
ダイサギ Great Egret
チュウサギ Intermediate(ìntərmíːdiət 中間の) Egret


2014年6月18日水曜日

ノビタキ 野鶲


542 Saxicola torquatus (Linnaeus, 1766)


24 PASSERIFORMES スズメ目
24-30 MUSCICAPIDAE ヒタキ科
○2014.06.18 戦場ヶ原(♂・♀)




  • 戦場ヶ原は、一面のワタスゲでした。


○2014.06.17 戦場ヶ原(♂)

  • 口いっぱい虫を咥えて、子育て中のようです。


The English name is African Stonechat or Stonechat.

2014年5月19日月曜日

554 コサメビタキ 小鮫鶲

554 Muscicapa dauurica Pallas, 1811

スズメ目 ヒタキ科サメビタキ属
〇2014.05.18 奥日光


  • 下嘴の黄色部が広いのが特徴

Asian brown flycatcher,Brown flycatcher
flycatcher=飛ぶ虫を捕まえる鳥。ヒタキ。
エゾビタキ=Grey-streaked Flycatcher 灰色の縞模様のヒタキ
サメビタキ=Dark-sided flycatcher,Siberian flycatcher,Sooty flycatcher:脇の黒いヒタキ、シベリアヒタキ、煤だらけのヒタキ



2014年5月18日日曜日

427 カケス 橿鳥、懸巣、鵥

Garrulus glandarius (Linnaeus, 1758)
Eurasian jay

PASSERIFORMES スズメ目
CORVIDAE カラス科
GARRULUS カケス属
427-2 亜種カケス
Garrulus glandarius japonicus Temminck & Schlegel, 1847
〇2014.05.18 奥日光

○2014.01.12 六斗の森(つくば市)



427-1 亜種ミヤマカケス 
Garrulus glandarius brandtii Eversmann, 1842
○2013.06.07 春国岱(根室市)




ニュウナイスズメ


〇2014.05.18 奥日光(♂)

コガラ


〇2014.05.18 奥日光

ハシボソガラス


〇2014.05.18 奥日光

2014年5月6日火曜日

372 フクロウ 梟

Strix uralensis Pallas, 1771


STRIGIFORMES フクロウ目
STRIGIDAE フクロウ科
〇2014.05.06 牛久自然の森


  • 見守る親



○2014.03.09 那珂・鳥獣センター
  • 保護されたのでしょうか。
  • なかなか野外で見れないのでついつい。

〇2013.07.07
  • 「腹の羽は模様が三角にならない。模様からみると下尾筒上部でしょうか。はく製と比べてみたら」、とのアドバイスをいただいて、はく製と比べてみました。
  • お聞きしたのは、「この羽 誰の羽?」のおおたぐろまりさん。さすがです。

〇2013.6.29 茨城南部

  • 12cmほど
  • 胸のあたりの羽でしょうか。
  • 枝分かれをしてフカフカです。

2014年4月17日木曜日

286 ユリカモメ 百合鴎

Larus ridibundus Linnaeus, 1766
Black-headed Gull

17 CHARADRIIFORMES チドリ目
09 LARIDAE カモメ科
LARUS カモメ属
○2014.04.16 牛久沼(夏羽へ換羽中)


  • 換羽中のユリカモメを見に行きました。
  • 下の写真の左側は、第1回冬羽ですが、換羽が遅れているようです。
  • 問題は、右端のユリカモメですが、右にアルミ、左に青リングの足環をしていました。
  • 山科鳥類研究所に報告したところ、どうやら、アルミの足環は環境省のリングで、2013年3月に千葉県の行徳で装着されたもののようです。
  • D/Dの青リングも同時に装着されたようで、2013/12、2014/2,3には手賀沼で確認されているようです。
  • 現在は、牛久沼にいますが、今年も少なくとも千葉まではいって、北への帰り道なのでしょうね。
  • 最初に装着された2013/3月は、第1回冬羽だったようですから、第2回冬羽から換羽中ということになるようです。
  • そういえば、足の赤が、お隣より目立つような気がします(微妙)。


○2014.03.19 牛久沼(第1回冬羽)

○2012.12.09 牛久沼(第1回冬羽)
  • 第1回冬羽は、成鳥に比べて、嘴と足が黄味を帯びて、雨覆や三列風切には褐色味の幼羽が残り、尾の先端には黒褐色の帯があります。
  • 第2回冬羽になると、嘴と足の色の微妙な違いになるようです。

○2009.12.23 牛久沼(成鳥)

○2007.11.25 牛久沼(成鳥)
  • 嘴も足も赤。尾羽の先も白いのが分かります。
  • とはいえ、第2回冬羽との違いは微妙なようです。まして、若い成鳥ならもっとなのでしょうね。
【参考】

【蘊蓄ポイント】
  • 英名は、Black-headed Gull 黒い頭のカモメ。夏羽のイメージですね。
  • 和名は、百合の字があてられていますが、定説はなく、冬羽の様子が、百合のようだからというのと、「ユリ」が古くは後の意味で、京都の後の若狭の海から現れるからという説があるそうです。(安部直哉、叶内拓哉「野鳥の名前」山と渓谷社)
  • 冬羽の白い羽毛と嘴の赤のイメージから、百合というのは、分かるような気がします。